「大学在学中に司法書士資格は取れる。」その言葉を胸に合格した男の話 ー始まり編

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なんだか最近、司法書士受験生向けな記事ばかり書いているような気がしますが、とりあえず自己紹介がてら自分の司法書士試験の合格体験記でもここらで書いておきます。

 

ちょっと長くなりそうなので、3部構成くらい?になりそうですね。

 

なんで司法書士を目指したの?

 

私は、大学一年生の頃、思いっきり舞い上がっていました。

 

「花の大学生だ!さあ、遊ぶぞ!」と。

 

そしてその言葉通り遊びまくるわけです。

まず手始めにサークルに所属しました。スカッシュラケットというスポーツをするサークルです。

このサークルは非常に面白かったので、私は想像以上にどっぷりハマってしまい、気がつけば週5~6でバイトもせずにスカッシュをしている状態でしたね。

スカッシュの練習が終わると、一人暮らしの友達の家に転がり込み、ひどい時は、一週間で3日しか自宅に帰らなかったりしていました。

 

大学の授業は当然のごとくサボりまくり、「授業受けるならスカッシュする!」というような様でした。

大学の授業行っても、寝てたり、後ろでくっちゃべっていたりとまぁ、ひどい大学生もいたもんです。

 

スカッシュ自体は楽しくて、今でもキラキラしている思い出で、インターカレッジにも出場させて頂いたのですが・・・、私は大学生活を犠牲にしていたのです。

 

私が大学に行ってみると、「あ、レアキャラがきたぞ!」と同級生が盛り上がるんですよね。

まるでゲームで出現率の低いモンスターが出た時の反応です。(間違ってはいませんが。)

当然そうでしょうね。笑 だってスカッシュばかりしていて、とてもじゃないですが「大学生」と言えたものではありません。

 

何をもって「大学生」というのか、議論の余地はありそうなのですが、私の中のイメージの「大学生」とはかけ離れているような気がしてなりませんでした。

 

そういった胸のつっかえを抱えながら、気がついたら自動車の免許も取らず、バイトもほとんどせずに一年間が過ぎて行きました。

 

私は法学部に在籍していたのですが、「民法の条数」も知らない始末。

「詐欺」って刑法だけのものだと思っていました。

「親族」って自分から数えて六親等以内の血族なのも知りませんでした。そもそも親等の数え方知りませんでしたね。笑

 

こうして「なんちゃって法学部生」に私はなってしまったのです。

そもそも、法学部に在籍しているのに「一般教養」とか勉強する意味は未だに分からなかったりするのですが、それは置いておいて、

 

二年生になった時を皮切りに「なにかしよう。」と心の中で渦巻いた訳です。

 

で、最初は何するか悩みました。

今現在、入りたい企業があるわけでないし、自分が起業できるほど何かを考えていたわけではないし、とりあえず英語っていうのも安直で面白く無い。

んーんー、唸って結局「とりあえず法律の勉強をしよう。」というところに落ち着きました。

 

「法律の勉強」自体は大学で一応やっていたわけですが、大学の講義は自分のレベルに間違いなくフィットしていませんでした。

何かこう「別世界」のものだったのです。

自分とはまったく関係のない、本当に「学問」を勉強している感じだったのです。(今では、非常にそういう勉強をしたいのですが・・。)

 

よって、もっと簡単に取り掛かれる、それも問題を解くようなものがいい、と思った時に、「資格」というワードが頭をかすめました。

 

そして、よりにもよって私の友人が「司法書士受験生」だったのです。

このとき、その友人は私からすると、とても輝かしく見えました。

友達は同時にLECに通っていたので、私もLECにいきたいと思うようになりました。

 

LECにいってみてどうだったの?

 

LEC札幌校には、面白おかしい先生がいまして、札幌市では有名なカリスマ講師でした。

この先生の講義を聞いたときに、私の中で法律がとても身近になりました。

 

そして、「これだったらなんとかなりそうだな。」と思いました。

 

法律って聞くと難しく感じるかもしれませんが、一つ一つ制度趣旨があって、何らかの目的のもと、法律ができています。その目的を紐解いていくとごく自然なルールだったりします。

そして法律ができたときの社会情勢も影響し、古臭い法律とか見ると、「こういう社会だったんだろうな。」と無駄に納得できます。

 

 

なんか話が脇道に逸れましたが、それから体験入学を経て、LECに入学することになります。

 

LECの入学のお金なんて一銭も持っていなかったので、両親と交渉です。

 

母親は頑なに拒否し、「あなたは公務員になりなさい。合格率3%なんて無理だ。」と私に言いましたが、私は料金が学割でそんなに馬鹿みたい掛からなかったことと、今、資格の勉強をすることで損をすることがあるのか、今の自分の「大学生としての在り方」はどうなのか、とプレゼンしたところ納得してもらい、母親は、私に「投資」してくれることになりました。

 

父親の方は、元々公認会計士だったので、「あ、いいんじゃね?」という具合で、面白かったですね。笑 教育には投資を惜しまないタイプで、私もそういう親になりたいものです。

 

こうして、私の司法書士受験生としての戦いが始まったのです。

 

 

ー始まり編 以上

 

次 → ー1年目の失敗編

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