2019年 測量士補試験結果のご報告【自己採点】

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皆さま、ブログでは大変お久しぶりの更新となってしまいました関根(@sekinesulog)です。

ブログの更新、言い訳がましいですが、何となく測量士補の試験が頭にチラついていて気持ち的に更新できなかったんですよねー・・・。

いやぁ、本当に申し訳ないです。

 

でも、漸く測量士補試験が終わって心身ともにスッキリしたので、今回の試験の結果と合わせて雑感やら、何やらと試験に触れていこうかと思います。

今後、測量士補試験の独学での勉強法及び学習時間については別の記事で投稿しようかと考えております。

 

それでは以下宜しくお願いします!

 

試験結果

早速ですが、この度2019年度の測量士補試験ですが、

28問中23問取って合格見込みとなりました。(アガルート解答速報採点)

 

前回は勉強不足やら、勉強法の方針が間違えていた事もあって全然ダメでした。

確か15問くらいしか取れなかったはず・・・・。

それでも今回は前回の反省をしっかり踏まえて路線変更できたのが良かったです。

 

本当に、素直に、自分で目標を立てたことを達成できたことが嬉しいです。

司法書士試験に合格してから、この「目標を立てて突破する」ということを日常業務ばかりをしていたなかで少し遠ざかっていて、ようやく有言実行ができました。

 

自分の勉強部屋をつくったときに、色々な人に

「なんでそんな無駄なことをするのか?」

と散々聞かれてきました。

私としては「家賃分を自己投資に使えることの有利性」やら、「司法書士としての自己研鑽の必要性」やらを聞かれる度に言い返しておりましたが、実際に勉強部屋を作ってから結果を出していない人間の言うことなどとても空虚なものです。

だからこそ、去年測量士補試験に落ちてしまった時は、とても苦しい気持ちでいました。

「ああ、やっぱり俺はできない人間だなぁー。」とそれこそ鼻っ柱をへし折られる気持ちです。

測量士補試験にも合格してないで、土地家屋調査士の勉強にも100%で挑めない。

 

そんな悶々とした状態を続けていました。

 

昨年の測量士補試験が失敗に終わってから、通信の土地家屋調査士講座を受講しており、今年2019年は最低でも土地家屋調査士の受験までは行きたいという気持ちでずっといましたが、

実際本腰は中々入っておらず、1月2月は全然勉強していません。笑

ぶっちゃけ今現在でも土地家屋調査士の試験勉強はあまり進んでいません・・・が、

どうにもこうにも「測量士補とらんと始まらないな。」と気持ちを切り替えることができました。

 

そういう気持ちの変化があったのが3月下旬(遅すぎ笑)です。

 

そこから今年の測量士補の試験勉強が始まりました。

 

で、勉強法について語りたいことが山程あるのですが、詳細には次回の勉強法の記事に書きたいので、

本当にざっくりというと、「問題集を絞って、その問題集を完璧にする」ことに焦点を絞ったことと、

「過去問は手元にあるものはすべてやる」と決意して勉強したことが今年の特色です。

 

「問題集を絞った」のは、私は興味本位でユーキャンのテキストや問題集を購入したのですが、

まぁ、あんまり言いたくないですが、例えるなら「漢字のテストのために辞書で勉強する」というような感じです。

オーバースペックすぎるのです。

そして独学でやるには量が多すぎる。範囲を終えるのにも大変時間がかかります。

 

そこで、今年は「過去問セレクト」という問題集に絞って勉強することにしました。

この「過去問セレクト」に記載されている知識はすべて吸収するつもりで勉強しました。

 

まぁ、その取り組み方の詳細は次回記事で笑

 

で、次に「過去問を手元にあるやつはやる」というのは、前回やらずに試験を受けたからです。

(前回はユーキャンのテキストの消化がうまく行かず時間が全然足りませんでした。・・・という言い訳。)

やる時間がなかったというのは言い訳です。そんなんで受かるわけない。

ということで、今年は過去問はかならずやる!時間がなければ勉強部屋に泊まり込んでやるぞ!と暑苦しいハートで勉強しました。

私が、一人でやっているから合宿でもなんでもないのに「勉強合宿だ!」などと意気込んでいたのはそういうわけです。笑

 

でも、突然始めた勉強合宿(と称したもの)ですが、これは勉強部屋を作った独自性も活かせているし、とってもいいコンセプトだなぁ、と一人でやりながら思っていました。

実際楽しかったですし、二週連続で開催しても疲労感はあまりなかったです。

むしろ今後もずっとやっていたい感じですね。

勉強はめちゃくちゃ進むので、これは毎週やれば土地家屋調査士もワンチャンあるぞ・・・と感じています。

というわけで、今年の土地家屋調査士で一発合格することは全然諦めていないので、どこまでやれるか挑戦してみようと思っています。

 

 

2019年度測量士補試験の雑感

さて、結果発表をしてもう記事としての役割は終わっているような気もしますが、今年の試験の雑感を少々。

 

今年の試験はですねー、はっきり言って「異質」の二文字が合う試験でしたね。(私にとっては)

これまでの傾向からして、出る計算問題といっても「焼き直し」みたいな問題が多くて、問題を見た瞬間に、「ああ、はいはい。」で答えを計算できる問題が多かったのですが、

今年はページをめくる度に「なんやこれ」となる問題がかなり含まれていた印象です。

 

それでも、新出の問題には問題文中で計算公式が与えられていたので、全くできないことはないのですが、

精神的には辛いものがありましたね。

 

それといつも大変お世話になっている写真測量関係の撮影基線長の算出問題や、対地高度を求める問題、地上画素寸法を求める問題、画像のズレから対象物の高さを求める問題たちが姿を消していました。

それに偏心補正の彼も出てこないし。

なんでや!となりながら問題を解きました。せっかく得点源だったのに残念です。

 

また、測量士補試験では知識問題も出るのですが、例年以上の引掛け力がありました。

「これちゃんと覚えてないと取れないな」と思った問題が多かった印象です。文意から答えを出せるやつもあったけど・・・。

そして、車載レーザー測量や、GISのハザードマップ関係は最近の傾向なのかわかりませんが、平成29年度から出題されてから増えてるような感じがします。

 

そんなこんなで、私としては試験終了後には「あ、これ平成25年度並だ。やばいな」という感覚を抱いておりました。

※ 平成25年度の測量士補試験はここ数年で最低の合格率約20%の問題です。

 

しかしながら、自己採点をしてみたところ、意外と知識問題がちゃんと取れていたので、23問正解となりました。

私は、平成24年~平成29年までの過去問をやったのですが、大体22~23問くらいは取れていたので、(平成25年だけ18問笑)蓋を開けてみれば例年から並外れた難易度ではなかったということでしょうか。

結局のところ、例年通り出題された計算問題、例年通り出題された基礎知識を取りこぼさなければ今年も合格点が取れる内容であったと思います。

 

しかし、測量士補試験は難しい。

測量士補試験の難易度に触れたいです。

私は、今年2度目の試験で合格見込みとなりましたが、一度目の試験で落ちた時は落ち込みました。

それは、巷で「測量士補試験は簡単だ。誰でも取れる資格だ。」という内容を目にすることが多かったからです。

 

しかし、実際に勉強してみると、全く知らない知識を頭に入れることになるので、取っ掛かりがなくて拒否してしまうことがあります。私は実際そうでした。

測量の勉強というのはやればやるほど奥が深くて、知らないことだらけなのです。

つまり、測量自体の勉強の難易度は高いです

 

ここで何を言いたいのかというと、測量士補試験は「テキストから」勉強するととんでもない時間がかかる、ということを伝えたいのです。

 

ユーキャンのテキストを読んでみるとわかりますが、ちんぷんかんぷんになります。

ちなみに、合格見込みとなった今の私が読んでも「???」となる記述がほとんどです。笑

それだけ、奥が深いし、何より専門的に「間違いがない」ようにテキストは作られているので、

必要以上にしっかりした内容なのです。特にユーキャンのテキストは。

 

しかしながら、これを問題から知識を入れるという風に逆転させると、あら不思議。難易度が逆転します。

基本的に過去問の焼き直しが多い試験なので(今年は傾向がやや違いましたが笑)、問題集を一冊やり込めば不思議と大した知識がなくても合格点が取れるのです。

問題集の解説を見てわからないことがあれば(または全くイメージがつかないなど)、テキストを参照してみる、という具合で利用した方が賢明です。

 

この順番を間違えると全く勉強が進んでいかないので、これから勉強をされる人は注意をされた方がいいのかなと思います。

 

というわけで、測量士補試験の難易度は、やり方を間違えると大幅に難易度が上昇する試験である、ということだけ改めてお伝えさせていただきます。

詳細な勉強法はすみませんが次回まとめることとします。笑 たぶんすぐ次回の記事が出ると思いますが。

 

まとめ

それではまとめとしますが、ひとまず皆さんに記事をお届けしようと筆を執らせていただきました。

最近はツイッターが板についたのか、そちらばかりで活動をしていたのですが、合格見込みであることをご報告した際に、多くの方が「いいね!」をしてくれたのが大変嬉しかったです。

頑張ったといっても大した勉強時間ではありませんでしたが、報われた気がします。

今後の土地家屋調査士試験を戦っていく上で大変な活力となりました。

調査士試験は、測量士補試験とは比べ物にならない試験ですが、今年は討ち死にでも構わないので、全力で挑戦してみようと思います。(勿論、勝つつもりでやりますがね。)

 

本当に応援してくださってありがとうございました。

ひとまず合格できそうで良かったです!

以上

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