北海道胆振東部地震について。

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こんにちは。関根(@sekinesulog)です。

生存報告を一応させて頂こうと思い筆を執りました。

関根は無事です。

 

無事ですが、そう遠くない距離で液状化現象が起こりました。

液状化現象については東日本大震災の際に多少の知識を身に着けていましたが、まさか札幌で起こるとは・・・・。

人生何があるか分からないものです。

私が居住している区域で液状化現象が起こらないという保証はないので、今後も警戒をするつもりです。(対策はしようがないけど。)

 

さて。

今回は、札幌の9月6日の状況から現在の状況を記事にしようかと思います。

 

9月6日の状況。

深夜の三時半頃でしたかね。これまで経験したことのないレベルの揺れを感じて目を醒ましました。

私の住んでいる地域では震度5強とのことです。

地震で声を出したのはこれが初めてでした。

 

それでも東日本大震災と比べたら対したことないのですがね・・・。

 

あー、収まったかよしよし。

と思っていると次の瞬間、北海道全域で停電が発生しました。

(他の飛び起きた家族が電気を付けるも反応せず。)

 

ここで行動が早い人はすぐに最悪の状況を想定し動いていたようです。

とはいえ、私は当時、停電が北海道全域で起こっているなどとは夢にも思わなかったので、再び爆睡するのでした。笑

 

 

―あくる朝

朝は所長からの電話で起きることになりました。

「今日は臨時休業だから。」

「え?」

「ん?どうやって来るつもりでいたの?」

「え?」

「地下鉄止まっているよ。信号も動いてないし。危険だから今日は休みね。以上。」

 

青天の霹靂とはこのことでしょうか。

なんと札幌市中どころか北海道中で停電しているのです。

 

おかげでテレビもつかないし、スマホは繋がるものの回線が異様に重いし。

一応節電ということでスマホの電源はすぐに落としました。

 

見渡してみると、部屋の本棚においてあった本が殆ど床に落ちていました。

机の上にメガネを置いて寝ていたので、あえなく犠牲になりました。(スペアがあったので事なきを得ましたが・・・。)

 

とにかく今後の食料事情が不安になったので、家族で買い出しに行きました。

 

車で外に出ると、ガソリンスタンドには200メートル程の車の列、スーパーには敷地をはみ出すくらい人が並んでいました。

そして、国道は車で渋滞し、20分で20メートル程度しか進まないような状況です。

車の中でこれじゃあ酷道だね、と文句を言いながら、細い道に切り替えて進みました。

 

大きな通りに面しているスーパーは先程申し上げたような状況で、数時間待ちは余儀なくされるので、多少アクセスの悪いスーパーならどうだ、と考えたところこれが正解で、運良く飲み水、カップラーメン、パン、バナナといった食糧を短時間で確保することができました。

商品を選んでいる暇などないので、あれば制限(一人5点等)まで買うという感じです。

これで家族4人でも数日は大丈夫です。

 

次に、断水への対応についてですが、これはさすがというべきか、家族が地震発生直後に風呂場で速攻で水を貯めていたようです。

同時に家にあるペットボトルや桶に深夜のうちに水を確保していたみたいです。

この行動力は本当に凄いなと尊敬しました。私は爆睡してたのに。

 

さて。

そうこうしている間に、お昼になりました。

カップラーメンを啜りながらスマホを見てみると、札幌市でありながら「圏外」の文字が。

これでスマホから情報を仕入れることも叶わなくなりました。

 

ツイッターやインターネットで繋がっている安心感が失われて、

「ほんと電気がないと何もできねぇんだな。」と改めて思うのでした。

 

それからというもの、テレビはつかないし、スマホは使い物にならないし、ゲームもできないし。

 

とにかく暇です。

電気という文明を失うと人はどうなるかというと、遊びが退化します。

家族で大富豪やら、キャッチボールやら、カードゲームやら。

電気を使わない遊びが関根家で久しぶりに流行を迎えました。

これはこれで楽しかったのですが・・・。

 

再びコンビニ等に行ってみると、どこも商品が殆ど買い尽くされているような状況になっていました。

需要があったのは、やはり、飲水、保存食、コメ、パン、電池、充電器ですかね。

スーパーで働いている人の情報によると、「秒で欠品するレベル」だそうです。

とんでもないことが起こっているなと思いました。

 

 

停電の解消。

私が住んでいる地域では、停電の解消はかなり早かったです。

夕方の17時頃には回復しました。

こればかりは本当に運が良かったと思います。

 

周囲をパトロールしてみると、停電は道路を挟めば解消されていなかったりとマチマチでした。

 

勉強部屋の状態も気になったので、車で向かってみましたが、道路が私の住んでいる地域から離れると真っ暗闇だったので、危険だと判断して後日確認することとしました。(※後日確認すると全く大丈夫でした。)

 

 

さて停電が解消したことにより、ニュースを見ることが出来ました。

そこで目にしたのはやはり厚真町の被害です。

大型台風が通り過ぎたばかりで、土砂崩れの被害範囲が拡大したとのことです。

初めて被害を知り、衝撃を受けました。

多くの命が失われたこと、お悔やみ申し上げます。

私達司法書士にできることは、そう多くないかもしれませんが協力できる範囲で、司法書士会の活動に協力していく所存です。

 

現在の状況。

それから時は過ぎ、現在の状況ですが停電は北海道全域で解消しました。(ただ、完全に回復したとは言えないみたいで、今後計画停電もありうるとのことです。)

だからといって日常を取り戻したわけではなく、コンビニやスーパーの品薄状態はなかなか回復しないみたいです。

仕入れが全く追いついていません。

先程コンビニに寄ってみましたが、真っ暗で閉店しているか、やっていてもガラガラの状況でした。

ファーストフード店も殆どやっていない状況ですね。

 

さすがに公共交通機関は再開したものの、本数は大分減らしての再開です。

 

そうそう。ガソリンは需要をまかない切るくらいの量は北海道にあるようですが、実際はどうでしょう。

今日はスタンドに寄っていないので、状況つかめずです。

ただ、電気が復旧したので、どこのガソリンスタンドでもガゾリンを入れれるようになるのは大きいです。初日ほど長蛇の列にはならないはずです。

 

未だ、北海道は日常に戻っていません。

電気が北海道全域で止まる、というのは想像以上に大変な状況です。

とはいえ、私達以外にも大阪の台風の被害からも未だに日常を取り戻していないと思います。

災害続きで嫌になりますが、日本列島で協力できればな、と思います。

 

まとめ

まとめになりますが、北海道の現況というより私の現況の報告でしたが、生の声をお届けしました。

災害時は水の確保が何より大事ですが、ポリタンクや手回し発電機といったしっかりした備えがあるのとないのとでは大違いです。

災害時への備えも私のブログを見て想像して頂けると記事を書いた意味があったと思います。

災害は日本にいる限りは必ずつきまとうのだと感じます。

ぜひ、この機会に最低限の備えを。

 

それでは。

以上

 

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