こんにちは。関根(@sekinesulog)です。
皆さん、突然ですが「趣味は何ですか?」と聞かれたらなんと答えていますか?
意外とこの手の質問って困るんですよね。
変な回答をすると、変人扱いされるし。
私は「勉強、読書、映画鑑賞です。」って言うと異星人みたいな印象を与えることが多かったので、
大概の場合は「カラオケですよー。」と答えています。
いや、形式的ではなくて私は本当にカラオケ大好きです。
そういうと「え、じゃあ凄く上手いんでしょ?」と言われますが、それとこれとは話は別です。笑
とはいえ、私は昔っからカラオケ好きというわけでは全く無くて、高校生のときは
むしろ「めちゃくちゃ嫌い」でした。
今日はそんなカラオケ嫌いがカラオケ好きになるまでの軌跡を記事にしようと思います。
(この記事に需要があるのかはわからない。)
カラオケ嫌いな高校生時代
私はカラオケが嫌いでした。
その理由は
高い音が全く出なかった事と、集団の中で一人で大きな声を出すことが恥ずかしかった事と、下手だった事と、女子テニス部と男子テニス部(当時所属)で一緒にカラオケに行った時に、全く歌えなかった事がトラウマになっていた事が大きな理由です。
下手なのを祭り上げられるって本当に辛いんですよ。
まぁ、要は下手だったのと、羞恥心があって歌えなかったのと、カラオケという環境に慣れていなかった事が主な原因です。
こういう理由でカラオケが嫌いな人は多いですよね。
特にカラオケの環境に慣れていないという人は多いはずです。
で、それからどうなったのかというと、私は負けず嫌いなのでカラオケが嫌いなら練習すればいいじゃないか、という結論にたどり着きます。
とても単純ですね。
それから「一人カラオケ」を現在までコンスタントに続ける趣味になるとは、その頃の私は思ってもみなかったでしょう。(最近は妹とよく一緒に行きます。)
一人カラオケは気が楽。
私が高校生の時、一人カラオケはまだ市民権を得てはいなかったように思いますので、初めて近所のカラオケ屋に一人でいったときは緊張しました。
店員さんに馬鹿にされるのではないか。
他の客に馬鹿にされるのではないか。
そんな不安がありました。
しかし実際に行ってみるとそんなことは一切なく、杞憂に終わりました。
一人で歌うカラオケというのは、とても気が楽です。
どんな曲選でも誰もなんとも言いませんし。
どんなに下手であろうと、誰もなんとも言わない。
ただ、本当に下手だったので、最初の30分位で後悔して帰りたくなりましたが、練習だと思って続けました。
はじめの頃の歌い方は力で押し通せです。笑
当初の目標は上手くなる、というよりも高校生としてカラオケに参加しても問題ないレベルを目指していましたので、要はカラオケの環境に慣れるのが目標でした。
そのため、地声フルパワーでも何曲か歌える曲を探しました。
何度か一人カラオケに通って小さな恋の歌とかBUMPの花の名とか、とりあえず下手くそだけど通して歌える曲が見つかりました。
・・・まぁ当時は歌えた!と勘違いしていましたが、ただ叫んでいるだけですね。笑
ともかくこれでカラオケには参加できる。
それは高校生の私にとっては大変大きな出来事でありました。
だからといってカラオケがうまくなったわけではありません。高音には相変わらず問題を抱えていたし、地声フルパワーでしか歌えないので耳障り。
今後も少しでも歌うまになれるよう、また歌える曲が増えるように一人孤独にカラオケに行くのでした。
裏声を活用する時期
一人カラオケに定期的(二週に一回程度)に通っていた私は、ノウハウも収集していました。
「高音部は裏声を活用せえ。」
「力むな、響かせろ。」
「腹式呼吸せえ。」
「喉開けろ。」
などなど。ミックスボイスなる不思議ボイスの存在も知りましたが、当時も今も定義は定かではなく、これはミックスボイスだとか、そうでないとか未だに議論が盛んです。
まぁ、そんな名称はどうでも良くて。
私はただただ曲を自分の声で、楽に、楽しく歌えればそれでいいやと思っています。
ミックスボイスはおいといて。
ノウハウを収集してみると歌うにしても注意点が・・・・多いぞ(゚∀゚) となりまして。
まずは地声フルパワーから脱却をし、高音部は裏声をぶち込む練習をはじめました。
(練習と言っても、裏声を使うような曲を歌って、意図的に裏声を出してみるだけでしたけど)
裏声がコントロールできない。
それからやってみるもののこれは難しい。
練習でさくら(独唱)を歌ったり、ELLEGARDENのジターバグを歌ったり、粉雪を歌ったりしましたが、高音部がヒョロヒョロ。
もしくは高音手前の部分からヒョロヒョロ。
結局、さくら(フルパワー)になってしまったりしましたね。笑
しかし、他の特別な練習とかは一切したくなかったので、ただただ歌って、
「あぁ、今日もヘタだった。」と思って家に帰っていました。
そして、録音したやつを家に帰って聴いてみると更に絶望したりしましたねー。
それから月日が経って。
それから定期的にダラダラと(月イチ程度)でカラオケに行ったりするのを続けていると気がついたら大学生になったりするわけですが、ある日意図的に裏声を挟めるようになってきました。
いつ頃だったかは覚えていませんが、突然、強い裏声を出せるようになったのです。
ただ、まだまだ地声感強めで下手くそでしたけれど、これができるようになって結構歌える曲も増えました。
ロードオブメジャーの心絵とかも歌っていましたね。懐かしい。
しかしながら、それでもコブクロの蕾が苦手だったりしていたのは、高温域のちょっと手前の音程が苦しいという弱点は克服していなかったからです。
というかまだ力任せ感が否めない。
そんな弱点もありましたが、高校生~大学生の間の一人カラオケによって、複数人でカラオケに行ったときもクッソ下手だったのが、「関根って中途半端に上手いよね。」という微妙な評価をいただけるようになっていきました。
高い声ではなくて自分らしい声を目指す時期
一人カラオケも定期的にダラダラと通いだしてかれこれ6年とか経過した頃(大学4年生ぐらいのとき)
自分の声を録音して聴く、というのは継続して続けていましたが、自分の歌が下手くそだというのは抜きにして、
「どの声が自分的に良く聞こえるのか。」というのを注意して聴いていました。
すると意外と、あれだけ気にしていた高い声なんかよりも低めの声のほうがよく聞こえたんです。
これは個人的には大発見で。
「あーそっか。別に高い声に囚われなくてもいいじゃん。」と思いまして、
それからは、キー下げをしたり、もともと低い声の歌手の歌を楽に歌うことが好きになっていきました。
低い声の練習をすると、自然と「合唱風の」歌い方を試すことになります。
これがとても歌いやすいことに気が付きました。
喉を開ける感覚だったり、響きを増幅させる感覚。
これらを感じながら歌うと、バラードだけでなくて、ロック系の歌も歌いやすくなりました。
副産物として、裏声への移行も楽になり、先程の高音部手前も裏声の要素をちょっと挟むことによってかなり楽に歌えるようになったのです。
これができるようになってから歌うのが気持ちよくなってきましたね。
練習機材にもこだわる時期
歌うのがようやく自由になってきて楽しいなぁ、と思えるようになってきました。
これは本当に最近に話です。
カラオケの機材についても、当初は一人カラオケに行くとか、妹とカラオケに行くとか、そんな手段しかありませんでしたが、「DAM for Windows10」というサービスを知ったことによって環境が変わります。
つまりどういうことかといいますと、
パソコンでカラオケができるんです!
そして採点機能(精密採点)付き!
私はこれに速攻で食いつきました。笑
月額で1000円ちょっとかかりますが、最新曲をカラオケ屋に行かずに歌えるようになるのがすごく魅力的ですぐに登録しました。
しかし、これだけでは歌えません。
マイクとヘッドホンがあったほうがいいです。
また、マイクとヘッドホンとパソコンをつなぐ、オーディオインターフェースもあったほうがいい。
そこで私は一切の迷いもなく、
マイクと(コンデンサーマイク)
audio-technica サイドアドレスマイクロフォン AT2035
ヘッドホンと(モニターヘッドホン)
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
オーディオインターフェースを
Steinberg スタインバーグ 2×2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
を買うのでした。(もうかれこれ1年くらい前ですがね。)
これで、モニターヘッドホンから声をダイレクトに聴きながら歌えます。
コンデンサーマイクは集音範囲が広いので、マイクを口に近づけなくても歌えるので、カラオケの使用にはもってこいです。(録音に使う場合は防音しないと駄目だけど。)
あまり私はやりませんが、音源があれば声を録音して乗せることも可能です。
これらの機材が揃ったことによって実家でカラオケができるようになりました。
何より自分の声をモニタリングしながら歌うと自分のどの声が良い感じに聴こえるのかよく分かるので、すごく練習になります。
やはり私は高い声を使うより、低い声をしっかり響かせて歌うのがよいのだと再認識させられました。
また、この機材で歌うと音程がかなりシビアなので採点は誤魔化しが効きません。笑
それと、実家で歌うことになるので、声を響かせないと声量不足を感じます。
これも良い練習になりましたね。
そして現在の話。
私の高校生から現在までのカラオケ趣味について語りました。
すごい上級者みたいな口ぶりでしたが、現在の実力はというとdamの精密採点で87~94点位は比較的簡単に取れるくらいの実力です。JOYSOUNDMAXもそれくらいの点数ですかね。
カラオケ採点は歌の上手さとは関係ありませんが、昔は精密採点で80点台を取れるだけで御の字だったことを鑑みると多少は成長したような気がします。
大体の男性曲は歌えますし(キーチェンジはする。)、女性曲も大体5キー下げれば楽しく歌えます。
高校時代から楽しく歌えるようになるまで、ダラダラ9年近く掛かりましたが、一生涯の趣味を負けず嫌いがキッカケで得ることができたので良しとします。
多分死ぬまでカラオケが趣味なんだろうとおもいます。
ダラダラとこんな需要があるのかよくわからない記事を4000文字近く読んでいただきまして、ありがとうございました。
そんな感じで、カラオケ好きの方は共感してくださるんじゃなかろうかと期待して終わりにします。
以上
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