こんにちは。関根(@sekinesulog)です。
最近会務や仕事が押し寄せており、プライベートもなかなか取れず、休みの日があっても疲れを取るために休んでしまっていたりしていたのでブログの更新が遠ざかっておりました。
このブログのスタンスとしては「不定期更新でも続けていく」というスタンスでいますので、更新がない時は「ああ、そういう時期なんだな。大変だな関根も」と思っていただけたら幸いです。笑
さて、今回は、我々札幌司法書士会の事業でもあります「親子法律教室」についてご紹介しようかなと思い筆を執った次第です。
(私はスタッフとして去年から準備及び参加をさせていただいております)
この様子はHTBのニュースで紹介されましたので、リンクを挙げておきます。
親子法律教室とは?
必ずしも一つの題材しかないわけではありませんが、親子で一つのルールについて考えていただきます。
一つの例としては「この橋、馬は渡るべからず。 by 村長」
このルールを見た時に皆さんはどう思うでしょうか。
「やっぱり馬は渡っちゃいけないんじゃない?村長が決めたんだし。」
「いやいや。馬を連れて歩いている人が渡れなきゃ可哀想でしょ?」
「じゃあ、牛はどうなんだよ。似たようなもんだろ?」
「子馬も渡っちゃ駄目なのか?」
・・・などなど。
様々な意見があると思います。
どの意見にもこれといった正解があるわけではありません。
しかしながら、こういったルールについて「あるがままを受け入れるのではなく、考える」
ということが大事なのだろうと思います。
(それは現実の法律に対してもそうですよ。)
そうして考えていくと
この題材ではですが、
「どうして馬だけ渡っちゃいけないんだよ?」
「そもそも村の決まりは村長だけが決めて良いものなのか?」
「この橋がだめなら、別の橋を作ればいいんじゃないか?」
と、ルールの根拠について考えてみたり、村長の独裁政権の可否について考えてみたり、別の解決策を模索してみたりと実は様々な論点に対して議論をすることができるわけです。
この視点については、毎回子供のほうが柔軟な意見が飛び出しますので、私は見ていていつも楽しみにしています。
親のほうは現実的なご意見が多く、これもまた勉強になります。
そうして、議論が終わったらいつも発表会です。
緊張して発表ができない子もいますが、積極的に発表してくれる子もいます。
そういったちょっとした緊張感があるおかげでいつも盛況の内に終わることができるのかもしれませんね。
最後に頑張った人にはプレゼントがあるかもしれませんよ?!
こういった「法教育」といったような活動を行ったり、社会問題について検討したり、新しい制度を研究したり、仕事以外にも実に様々な活動を司法書士会は行っております。
・・・・主に仕事終わりに。(司法書士の皆さんは本当にいつもお疲れ様です。)
司法書士と聞くと超堅苦しい感じがしますが、意外と柔軟な職業です。
「親子法律教室」ではそんな司法書士の一面も知って頂ければ、1人の担当委員としては幸いです。
さて
「この橋、馬は渡るべからず。 by村長」
皆さんならどうしますか?
以上
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