司法書士登録から約一年。新卒司法書士は登録後どうなったのか?

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お久ぶりです。関根(@sekinesulog)です。

随分ブログの更新に時間が経ってしまいました・・・

定期的に読んでくださっている方も居るようで、大変申し訳無いです。

やはり、全世界に公開されている為に更新する記事については、これでも毎回悩んでいます。

仕事の話は秘密保持義務もありますので、ホイホイとするわけにはいきませんし、司法書士受験についても書きたいことは割と書ききった感がありますので、なかなかどうして時間が経ってしまいました。

 

それでもフラフラと継続していくスタンスなのでご容赦くださいませ。

 

で、今回はどういうテーマかというと「1年経って登録後どうなったのか」という話をしようかと思います!

以下本題。

 

新卒司法書士になってみて。

 

私は大学生の内に司法書士資格を取得したので、事務所には新卒として就職し、去年の今頃に司法書士登録をしました。

 

 

事務所に就職してみると、「自分は戦力になるぞ!」と意気揚々だったわけですが、実際に仕事をしてみるとまぁ上手く行かないわけですね。笑

電話対応一つ、役所での窓口一つ、お客様とのやり取り一つ、登記申請一つと、受験と仕事は違いそれぞれ独立した知識がいるような気がします。「慣れ」と表現される方も居ますが・・・。

 

その知識または慣れがない為に、当初電話対応はドッキドキで(今でも緊張しいですがかなりマシになりました。)たかが「抵当権抹消」の相談でも上手く受け答えできなかったものです。笑

司法書士の癖にこんなのでいいのか、って感じですがね。笑

しかし、まぁ、大学出たての立場で言えば住宅ローンなんて関わることもないですし、住宅ローンの完済が終わったら銀行から抹消書類だけお客さんに渡されて後は「司法書士にお願いして下さい」と言われる状況はあまり想像つかなかったので、上手いこと頭が回らずご案内できなかったものです。

 

他にも、抹消といっても登記名義人(登記権利者)に相続が発生していれば対応しないといけないですし、住所や氏名が変わっていても対応しないと行けないわけです。抵当権についても抹消前に移転があるなら対応しなければなりません。

受験で言えば「常識」レベルの知識ですが、これが現場対応になると緊張もあるせいか初めはうまくいかないと思いますね。

まぁ、対面でお話できる状態であれば書類を見ることができるのでまた違うのですが、電話対応だと頭を回してお話を聞きながら状況を想像しないといけないので、実際にやってみないと難しいです。

私はそれが一年経ってようやく慣れてきたと思います。

 

今では、とりあえず相談にくるお客様の状況がある程度分かることや、一定の定型業務を経験したことにより電話対応もスムーズになってきました。

 

登録後の所属委員や会務活動

 

私はどちらかというと司法書士会の会務には興味があり、若手として先輩との繋がりも欲しかったこともあり、結構積極的に活動している方だと思います。

具体的に何をやってきたのかというと、法教育推進委員として、特別支援学校での講義のお手伝い(ほぼ先輩任せになってしまいましたが・・・)、親子法律教室のチューターをやったりしました。

青少年向けの講義もやってみたいのですが、自由に使える足がなく、事務所経由で学校に行くのは難しかったりしてまだできていませんが、近いうちにやりたいと思っています。

また、他にも岩手派遣相談員として、被災地である大槌町に行って相談事業をしたり、青年司法書士会の一応幹事にもなっているので、旭川司法書士協議会に行ってみたり、信託のワーキングチームの一員として市民向けのセミナーをやったりと、こうしてみるとたった一年で色んな活動をさせていただいたなと思います。

 

今後も興味のある委員会活動には積極的に首を突っ込んで、私の良いところを活かすことができれば良いですね。

 

是非、これから札幌会に入会される方には私のように「多重会務者」への道を共に歩んでもらいたいと思います。笑

 

ちなみに委員会への入会は、委員長にさえ電話かなにかで連絡を取れば、後は理事会の承認も必要ですが、委員になることができます。

予算が厳しい場合は委員になれないかもしれませんが、基本的には大丈夫です。

その後は委嘱状をもらって晴れて正委員です。

 

 

色々な会務をやってみてよかったこと

 

これは、間違いなく「事業の運営のノウハウ」が分かることです。

一つ事業をやるといっても予算の付け方から、広報の仕方、会場の抑え方、マスコミ対応と色々あるわけですが、特に法教育推進委員会の活動は勉強になります。

 

将来的になんらかの相談会を開く時はこの時のノウハウを活用したいと考えています。

若手で相談会、やりたいですね。

 

また、会務をやることによって通常経験できない「場数」的なものを踏むことができます。

親子法律教室なんかでは、子供の相手をしたり、特別支援学校では、軽度の障害がある子に対して授業をしたり。その時の経験は、絶対に相談活動に活きてくると私は思っています。

相談は人と人との繋がりですからね。

色々な経験があった方が柔軟で良い対応ができるかと思います。

 

後は顔が少しは広くなり、気軽に話せる先輩が増えることですね。

何らかの集まりがある時に緊張せずにいけますよ!

そうすると自分のパーソナルスペースが形成されるので、気まずい雰囲気を感じずに済みます笑

 

 

まとめ

 

さて、そろそろまとめですが、私はとりあえず司法書士になってよかったなと思っています。

大変なこともありますが、私は自分らしく活動し、言いたい時は発言し、自分の責任で仕事をする。

単純なことですが、それが少し誇らしかったり、また、自分の対応が少しでも上手く行ってお客様に満足頂けること,それが凄く嬉しいです。

 

気がつけば一年ですが、廃業せずに続いて行けば嬉しいです。笑

これから受験の方は頑張ってください。

この一ヶ月はめちゃくちゃ大事な時期で、ここで頑張れる人は遅かれ早かれ合格すると思います。

この時期に頑張れない人が圧倒的多数ですからね。

 

・・・・・

それでは今回は以上です。

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