こんにちは、関根(@sekinesulog)です。
今回のテーマは、私がどんな大学生だったのか、ということを紹介する記事を書きます。
見返してみると実は自分の大学生活や生い立ちにスポットライトを当てた記事が少ないことに気が付きました。
どんな大学生と言わず、どんな人間だったのか、どんな育ち方をしたのかとか色々書いてみます。
需要があるかはわかりませんが、こんなやつでも司法書士になれるんだと納得していただければそれだけで書いた意味があります。
どんな大学生だったの?
どんな大学生だったかと聞かれると別にどこにでも居るような、なんの取り柄もない普通の大学生でした。
友達に「関根って特技あんの?」と聞かれた時は真面目に返答に困るレベルで自分に秀でたものはありませんでした。
勉強だって特段「できる人間」だったわけではありません。
寧ろその逆でした。
大学での成績なんて本当に壊滅的で「可」の羅列です。笑
授業態度も悪いし、そもそも大学の授業に色々疑問符がつきすぎて入学早々
「俺って何しに大学来たんだっけ。知らないからとりあえず遊ぼ。」
って感じでしたよ。
こういう文系の大学生って多分多いと思います。
入学する前に目標を持っていても流されてサークルに入って、バイトして、気がついたら大学の勉強を蔑ろにして「大学って人脈を作るところでしょ?」と言うようになる。
人脈、大事ですけれど、人脈の前に大学で専門性を身に着けた個人が必要だと私は思っています。
これはどういう人間が成功するか、という話ではなくスタンスの問題です。
初めからなんにも自分にないくせに「大学は人脈を作るところだ」と決めつけるのは良くないでしょう。
ちなみに、私はまさにここまでで書いてきたような人間だったわけです。
まぁ、普通の大学生ってやつでしょうか。
司法書士を志したキッカケというのはもう何度もお話していますが、何もない自分が嫌になって単純に資格が欲しくなってその対象がたまたま「司法書士」だっただけです。
その時はお手軽資格だと勘違いしていたようですが、大馬鹿でしたね。おかげでそれからの大学生活は孤独と戦い、友達は減り、逆に面白おかしい友達ができたり、同じ司法書士になった仲間ができたりと自分の想像とは遥かに違った世界に進むことになりました。
司法書士を志してから、大学の授業を頑張ったのかと言われると全くそんなことはありませんでした。
LECの授業をどう上手く進めていくか、ということばかりを考えていたので、サボるし内職するしと授業態度は相変わらずといったところです。
そして、LECでの勉強は頑張っていた訳ですが、大学での成績は変わらず大したことないままでしたね。笑
よくたくさん勉強していると大学での成績も良かったんだろうと誤解されるのですが、全然全く良くありません。変わらずに「可」ばかりでした。
しかし、変わった点としては「講義を聞こうと思えばちゃんと理解できる」ようになれました。
学説とか小難しいことを話されると入りたての頃は拒否反応が起きていたのですが、LECで下地ができたのかちゃんと理解できるようになったのです。
だからといって成績は良くなかったのですが・・・・。
ここまで読んでいただければ私が如何に普通の大学生だったのか分かると思います。
あ、ちなみに大学もそれほど世間様に優秀だと胸を張って言える大学ではありません。
にちゃんねるの学歴板に登場すらしない大学です。
でも、私は自分の母校がめちゃくちゃ好きです。
ひたすらに自由に勉強できる環境だったので課題とか定期テストとかも全然負担にならずに勉強できました。
なので非常に感謝しています。おかけで計画とかを考えてもほぼ遂行することができました。
生い立ち
本当に普通の子として育ってきたので小中高校どんなヤツだったのか書いていきます。
小学時代
ただのやんちゃ坊主でした。
勉強は一年に数えるほどしかせず、友達を遊戯王をしながら育ちました。
運動も勉強も並です。
運動できるやつはモテましたが私は一切浮ついた話はありませんでした。まぁ、今でもそうですが笑
勉強もこの頃は「勉強出来るやつは才能があるんだ」と子供ながらに思っていました。
自分は持たざる者だ、となんとなく理解してしまったのです。
今にして思えば、ちゃんと勉強をして一回でも大きな成果をおさめていたら多分違ったと思います。
そういう成功体験もなければ自己肯定感が出ないのも当然。
しかし、そのような事は知る由もなく、ただただ「勉強は苦役だ」と考えていました。
で、そんな普通の(?)小学生だった私は何故か書記局と呼ばれる「生徒会」のような組織に選出されることになります。
人望もクソもなかったのですが、当時たまたまクラスに男子の数が多く、遊び半分で書記局に推薦され、真面目に立候補した女子を男子の票で圧倒し、何故か当選しました。
それまでは学級代表とかそういう事をやるキャラでは一切なかったために、当選したは良いが正直次の日には「めんどくせぇ」と思っておりました。
この頃の担任の先生にはさんざん文句を言われましたが、卒業するときには「あなたが1番成長した生徒だ」と言ってもらえて感動した記憶があります。泣きませんでしたが。笑
この頃の体験は、自分の人生において「リーダー」になることの難しさを感じる事ができたり、学校行事の運営に回ることで考えることができたりと小学生ながらに良い経験ができたのでよかったです。
ちなみに今は「法教育推進委員会」という委員会に所属し、書記局で活動した経験に似てるな、と思うことが多々あります。
そんな小学生でした。
中学時代
個人的には暗黒時代ですね。笑
小学生で書記局をやった以外に大した取り柄のない人間だったので、ここでも普通の中学生です。
定期テストの点数は適当に勉強して良くて五教科は400点そこそこ、3年間平均して350~390点の間位でしたか。
中の中か、中の上くらいだと思います。大体塾に行っていた奴はこんな感じの成績で、私もその1人です。
今にして思えば、中学の定期テストは才能なんてなくてもちゃんと計画をたてて勉強すればいい成績をとれるはずなんです。
しかし「ちゃんと勉強する」ということは意外にも難しく、部活とも上手いこと両立できませんでした。
部活との両立はいまやっても難しいかもしれません。笑
・・・あ、ちなみに私のランクはEランクでした。
無駄に私が通っていた中学校は評定が厳しかったので、ランク低かったですねえ。
おかげで受験に対しても結構適当になりました。
結局どこの高校行ってもいい大学いけるっしょー。と思っていました。アホですね。
私の中学時代の得意科目はありませんでした。笑
全部中庸だったので、あえて苦手と呼ぶ科目もありませんでした。
これは逆に良かったかもしれませんね。
このときは分かりませんでしたが、バランス良くどの教科もそこそこできる、というのは国家試験においては強いです。
特に司法書士試験のように足切りがあるような試験では。
そんな感じの中学生活を送り、勉強や運動ができる奴は才能があるんだとより強く思いました。
ちゃんとガッツリやってもいない癖に、いっちょ前に自分の限界を感じることだけは早いんですよね。
うーん、アホですな。
高校時代
高校時代は「勉強がんばるぜ」と思っていましたが、友達に誘われる内に部活に入り、気がついたら中学時代を繰り返しているような状態になりました。
いい大学行こうと思っていたのに、全く変わらない自分に何となく絶望します。
このまま流され続ける人生になるんだろうと思ってしまいました。
まぁ、本当にその通りになるんですが・・・笑
そして部活に執心し、勉強を対してせず、大学は併設大学に指定校推薦という必殺技を使って入学することになります。
高校時代に思い返すことが少ないのは、本当に部活やってる内に終わったな、という印象しかないからですね。
3年生の時に慌てて勉強も多少しましたが、結局難関大学など夢のまた夢。
計画もたてられないし、どういう勉強が成功するのか分かりませんでした。
使える知識の身につけ方も分かりません。
勉強しても全く身になっていかない、そんな自分に嫌気が差したこともありました。
そうして気がついたら併設大学に入学することになりました。
・・・・・・・
とまぁ、私はこんな人間です。
司法書士に在学中に受かると何故か「才能がある」とか「元々頭良かった」とか言われることもありますけど、そんなものが一切見えない体験談でしょう。笑
寧ろどちらかと言うと要領の悪い男が藻掻いて絶望している姿が見えたと思います。
司法書士試験の合格については才能とかいりません。私のような凡才でもちゃんと使える知識を積み上げていけばなんとかなりました。
その方法の一つは自分で勉強したことを説明できるようにするという超シンプルなものです。
でもそれができれば本当に受かる実力がつくわけです。
司法書士試験は合格率3%と数字だけ見れば人を絶望させるような試験ですけど、地道に知識を積み上げた者は勝ちます。
才能はいりません。
努力はいります。
自分を信じてひたすらに突き進んで下さい。今回は以上です。
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