〈司法書士試験〉「孤独故に濃く、濃いが故に強い」1人で勉強を続けることは悪いことじゃない。

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こんにちは、関根(@sekinesulog)です。

今回は、勉強のスタンスの話をしようかと思います。

 

勉強会が合わない人間もいる。

 

司法書士試験の受験生には様々なタイプがいます。

上手く勉強会(ゼミ)を利用し受験仲間と一緒に頑張っていくタイプ。

私のように結果的に孤独に勉強をするタイプ。

それぞれいいところと悪いところがあると思います。

どちらのスタイルでも合格者は出ていますが、私は孤独な人なのでそういう人達向けに記事を書いていこうと思います。

 

私は交流が苦手とかそういうわけではなく、勉強会のスタイルは合いませんでした。

ペースとか決めてやるんですけどね。来週までに債権総則をやってこようとか、民事執行法の勉強しようとか。

私自身から誘ったりしていました。笑

でもやってみると進むのが遅いんですよね。

で、一々ちょっと進んだら休憩。

予想以上に疲れがでます。

人が集まると色んな話題で話すので、そういった要素も進度に影響をあたえるのかもしれません。

だから結果として何となく不満足に終わってしまうことが多かったわけです。

 

それから自分自身で孤独にやったほうが捗るなぁ、と思うようになり孤独な受験生になっていきました。

 

孤独でいることは悪いことじゃない。

 

でも、こういうスタンスって「悪い印象」を抱かせてしまうんですよ。

積極的に前に進もうとしているのに、誘いを断ると水を差してしまいますからね。

なんで断るんだ。プンプン。って感じますよね。

 

しかし、受験とは戦争であり、勝つか負けるかなのです。

勉強で効率よく、常に前進することは絶対的な勝利条件です。

その上で「孤独に勉強する」こと、もしくは「誰かと一緒に勉強すること」を選択しなければなりません。

その結果、「孤独に勉強」した方が良いと思うならば、その選択に間違いはないでしょう。

無理して参加する勉強会ほど意味のないものもありません。

やはり勉強は納得のいく方法でやったほうが良いです。

 

孤独故に濃く、濃いが故に強い

 

私の好きな言葉に「孤独故に濃く、濃いが故に強い」という言葉があります。

これはドラゴン桜の桜木先生(ドラマ)が確か8話くらいで言った言葉なのですが、受験生だった私を随分支えてくれました。

 

「あぁ、孤独に勉強しても駄目じゃないんだ」と思いました。

 

孤独に勉強し、自分の血肉にしたものはとても強い知識になります。

そして何よりも孤独に受験という大きな壁に抗うことはとても大変なことで、とても良い体験になります。

孤独に打ち勝ち、更に受験にも勝利したときには得難い達成感があります。

あの達成感だけは忘れられません。

 

直前期は皆孤独。

 

もうそろそろ司法書士試験も直前期と呼ばれる期間に差し掛かってくるわけですが、直前期は皆孤独だと思います。

あ、ちなみに直前期とは4月~7月第一日曜日の期間の事を私は言っています。

 

大概やることは決まっていて、「如何に11教科を回すか」ということにしか注意が行かないはずです。

私は模試に合わせて勉強してとにかく周回数を稼いでいました。

その時の生活は大学生の癖に孤独そのものです。

 

学食なんて常に1人。図書館でも常に1人。行きも帰りも常に1人。・・・・

学食で食べてるメニューもそばか竜田揚げ丼だし、なんだか修行僧のような生活でしたねぇ。

まぁ、そもそも大学四年生のその時期って友達は皆就職活動をしていて、さらに公務員試験の友達も皆試験のシーズンに入ってきててそれどころじゃないんですけどね。

そんな感じで孤独でした。

 

模試の時に受験仲間と会う機会はありましたが、模試の勉強会とかも誘われても参加せず自分のやる事に努めていました。

模試の復習はやった方が良いのですが、ガッツリ復習するのではなくて、間違えた所や迷った所を今後の周回の時に分かるようにしておけばそれで充分だと私は思っているので(周回を重ねればそれで復習は充分できる)、そもそもその勉強会自体に意味があるのか?という考えを持っていたので、誘われても断り続けました。

合格した後でちゃんと謝りましたけどね・・・。

 

直前期ってちょっとピリピリしててあまり受験仲間と話をしたくない、という気持もあったかもしれません。

自分の決めた計画やペースに疑問が生じる可能性もあったわけで、そういったことに精神力を割きたくないという思いもあったと感じます。

「~~さんがすごく勉強すすんでる」

とか

「~~さんがこういう方法とってた」

とか

直前期ってなんだか余計に刺さるんですよね。

 

なので、あえて孤独にやるのは悪い選択ではないと思います。

 

勉強会のより良い活用

 

で、これまで孤独に勉強してきたことについて話をしてきたわけですが、勉強会の活用だってうまくすればいいものになると思います。

直前期なんかは別ですが・・・。

 

私が今勉強会をするとしたら

「めちゃくちゃ苦手なところ」

「横断的な知識を持ち寄る」

「理解が難しいところ」

などに焦点をしぼったやり方をすると思います。

 

例を挙げると

「時効の知識の横断的な整理をしよう」

とか

「連帯債務がめっちゃ苦手だからあえて解説する」

とか

 

こういうように範囲をぐっと絞って2時間とかパッと勉強して去っていくような会のほうが多分私に合っていました。

やはり勉強会は特性上、「広い範囲の勉強」は向いていないと思うんですよ。

冗長にならないで、そして効果的にやるんであればこういう方法が良いかなと考えます。

 

 

まとめ

 

もう気がつけばそろそろ直前期ですね。

なんだか私まで緊張してきますが、応援しています。

この期間で合否が決まると言っても過言ではないので、模試の判定が悪い人も良い人も手を抜かず油断せずに進めて行きましょう。

 

勝利は勝てると信じている人にしか訪れません。

 

それでは。

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