こんにちは。関根(@sekinesulog)です。
今回のテーマはやや抽象的ですが、モチベーションの維持や目標の捉え方として自分にとって大事な考え方であるので発信しようかと思います。(すでに何度か語っていますが・・・)
目標=夢は危険。
私自身が司法書士試験という合格率だけ見ると3%という特色のある試験をくぐってきているので、「目標の捉え方」の重要性は承知しているつもりですが、その中でもキケンだなとおもう捉え方があります。
それは「夢」だと思ってしまうこと。
よく「司法書士試験に合格することが夢だ」と語る方がいますが、多分その考え方だと合格することは厳しいでしょう。
何故、たかがそれだけで合格することが難しくなるのかというと、「夢」という捉え方は非常に遠い捉え方です。
夢ってめちゃくちゃふわっとしてませんか?
目標というならば、達成までの経路があるはずです。
夢と言われると経路が見えづらくなります。
目標を達成するまでの筋道は確かに険しいものですが、その道は決して通れない道ではありません。
大言壮語な目標でもありません。
「達成可能な」目標です。
それを「夢」と表現してしまうとどうでしょうか。
まるで宇宙飛行士になるのと同列に聞こえてしまいます。
宇宙飛行士の方にとっては達成可能な目標なので、多分夢ではないのだろうと思いますが、私にとって宇宙飛行士になることは夢のようなことです。
そして、そんな私は宇宙飛行士になることはできないでしょう。
なぜなら初めから「夢」という言葉を使って逃げているから。
言ってしまえば最初から「達成できない」目標だと思っているから。
そのような状態では、なれるものにもなることはできません。
まぁ、司法書士試験と宇宙飛行士を同列に語ること自体アホなことですが、私の言いたいことはそんなようなことです。
目標は夢ではなく。ただの目標。
着実に歩いていけば必ず到達可能なものです。
宇宙飛行士もそうなのだろうと思うのですが、道筋が見えなさすぎて私にはたぶん無理。
宇宙飛行士の試験で~~さんが選抜されたってだけでニュースや新聞に載りますしね。別世界感が凄い。
ですが、司法書士試験はそんな大層なものではありません。
テキストの内容をしっかり着実に全教科おさえて、記述も含めて全ての教科で満遍なくおよそ偏差値60を叩き出せば間違いなく合格します。
偏差値60は私の模試での分析を通しての数字なのですが、全ての教科で満遍なく偏差値60あたりの点数を取ると模試では「S判定」がもらえます。(LECでの模試では)
※ちなみ全教科が偏差値60となると、「合計得点偏差値」はもっと上がります。多分全教科偏差値60だと、合計得点偏差は63~65ぐらいでしょうか?
模試の判定なんて正直どうでもいいですが、この分析が意味することは「オールマイティそこそこ人間」は合格しやすいということです。
逆にこういうタイプは一つでも穴があると終わりですがね。
でも、こういうように捉えると急にできそうな気がしてきませんか?
あぁ、全教科偏差値60でいいのか、そうかそうかって。
その偏差値を競うのは、法律の初心者からベテランと呼ばれる人も沢山いますし、年齢層も様々。
また時間がある人、ない人本当に色々な方々がいます。
そのような層での全教科偏差値60。
私は学生という身分だったので、時間はあるし、年齢も若い。
それだけもうどれだけ有利なことか理解できますし、同時に「達成できる目標だ」と思えました。
合格率3%と見ると、もっと言うと「100人中3人しか受からない」というように見ると、確かにさっきの宇宙飛行士の話のように道筋が見えなさすぎて無理ってなるかもしれませんが、内実を分析してみると、意外となんとかなる目標となります。
まずはサクッと模試をやってみて自分の偏差値とか私が言ったような指標で見てみると、ただ結果に満足することなく「立ち位置」を確認できるのでいいですよ。
自分に可能性があると知ることはめちゃくちゃ大事。
大事な事はやはり、自分に合格できる力があると思えることです。
今はその力がなくとも受験する時の7月にその力を備えることができる、という見通しが立つのなら充分です。
よく合格すると頭が良かったから、とか、才能があったから、とか言われますが、決してそんなことありません。
私は高校も大学も中庸な所ですし、成績も良くなかった。
寧ろ中学時代なんてEランクだったので自分に絶望していました。笑
才能も特にこれといってありません。
才能があればよかったのですがね。
物覚えが特別良いってわけでもないですよ。
まぁ、私はそんな「一般人」ですが、合格できました。
これから司法書士試験に挑もうとしている、もしくはもうその渦中にいるのかもしれませんが、大丈夫です。
努力で充分何とかなる試験です。
地頭良いけど努力しない人は逆に落ちます。
人を悩ませる要素が沢山ある試験ですが、大丈夫です。
努力を続けていくことって本当に難しいことですが、小さな知識でも着実に積み立てていけるのならいずれ合格できます。
それが合格に繋がるってあまり実感できないかもしれませんが、千里の道も一歩から、というやつです。
頑張ってください、と言うと人は鬱になってしまうらしいので、応援しています、という言葉つかいます。
それでは、今回は以上です。
短いですが、個人的には非常に合格する時に役立った考え方ですので、参考にしてください。
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