ダレない勉強会のやり方を考える。

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こんにちは。

今回は「勉強会」について考えて行こうかと思います。

 

勉強会って結構難しいですよね。

 

私は、司法書士試験の受験生時代、予備校に通っていたので、よく友人から勉強会をしようと誘われ、若しくは誘ってやっていました。

しかしこれがまた難しい。私は勉強会で上手くいったという経験がありません。

 

私がやった勉強会のパターンとしては主に2パターンで、

一つは、一問一答を繰り返し行う、というものと

もう一つは、作業を一緒に行うだけ、というものがありました。

 

一問一答を繰り返し行うパターンの勉強会では、予備校で使っていたプリントを主に使用していましたが、私の場合は「自分だけでやるのとあまり変わらないなぁ・・」となって結局長続きはしませんでした。

作業を一緒に行うだけのパターンの勉強会では、作業を一緒に行うことで強制力が生まれ、また議論をすることによって自分だけでやるよりクオリティは間違いなく上がっていました。このような勉強会は私のような偏屈な人間でも長続きしました。

またこのタイプの勉強会に頭数は要らないので、2人とか少人数でやりましょう。

ちなみに作業、というのは「資料をつくったり」とか一人だけでやると単純作業になりそうなものを作業としています。

この手の勉強会は、勉強の開始時間を友人同士で揃えて、勉強の継続のためだけに黙々と勉強するという風に利用することもできそうですね。やり方は人それぞれです。

 

勉強会については色々思うことがあって、やりようによっては時間ばっかりつかってしまい、結局雑談しているだけ、という最悪な状況を生みだすこともありますが、しっかりと考えてやれば一人で孤独に勉強するよりも効率的に、また、知識に対する深みを与えてくれるものだと思います。

で、今回は私なりに勉強会について考えてみたので記事にしようと思った次第です。

 

勉強会はインプットの場に適さない。

 

過去の経験上「インプットをするためだけ」に集まっても議論が必要でない作業ならば雑談が増えてしまいます。

これを図書館とかで一切話せない状況なら、友人に負けじと勉強できるかもしれませんが、集まって話し合って単純な物事の暗記の時間に使うのはもったいないかな、と感じます。

単純な物事の暗記なら、一人でやったほうがはかどりますからね。

 

なので、勉強会をするなら「ひたすらアウトプットする」のがいいかと思います。

私が考えてみたのは、例えば「会社設立」で知っている物事全てをメンバーで絞り出していって紙に書くという勉強会を考えてみました。

これなら建設的な議論もできるし、会社設立の理解も深まると思います。

メンバーの中に会社法についての理解が深い者が一人でもいると更に良いでしょう。

そして最後に教科書とノートに書かれた物事を見比べ、書かれていないことこそがメンバーの知識の抜けとなりますので、その点について教科書でマーカーを引くなり、記録をつけるなりすれば無駄な時間とはならないでしょう。

ノートも勉強会メンバーで共有すれば、記録も増えていきモチベーションも上がるのではないでしょうか?

 

しかし、上記の勉強会をするなら、メンバー全員が「会社設立」についてある程度のインプットを終えていることが前提となりますし、予備校の授業との絡みで、インプットをする時間がない、というメンバーも現れることは想定できます。

なのでやるとしたら会社法なら「会社設立」とか、民法なら「抵当権」とか、範囲を絞ってインプットの負担がないようにすればいいのかもしれません。

たぶんそれくらいなら時間を捻出できるのではないでしょうか?

 

で、もし、司法書士試験に特化しているゼミや公務員試験に特化しているゼミがあるなら、それなりのメンバーがいることでしょうから、グループを編成して、それぞれのグループで勉強する範囲を変え、勉強会で得た知識を他のグループに教えていく、というスタイルにし、教えられる人たちは、先生から受ける授業同様に真剣にノートなり、メモなりをとるようにする、とかすれば、ゼミ全体での知識量はどんどん増えていくのではないでしょうかね。

教えられた事についてもただ受け入れるのではなく疑問点や疑義があったら意見を交流していくと、その授業のクオリティも上がっていくことでしょう。

グループが他のグループに知識を伝えるための資料をゼミ全体で共有するのも面白いかもしれません。その資料をつかって、教えられたグループが同じことを他のグループに教えていく、とすればグループ間の交流も盛んになるのかもしれません。

 

まぁ、私が書いている上記の勉強会は私の中の理想郷であるので、実際にやるとどうなるかわかりませんが、出身の大学のゼミには司法書士特化のゼミが珍しく存在するので、実験台になってもらいたいなぁと勝手に思っています。笑

 

勉強の開始時間を揃える勉強会は積極的に使おう

 

これは、単純に何時に集まって図書館で勉強を一緒に始めよう、と提案し、それからは一切かかわらずに黙々と勉強をする、というタイプの勉強会ですが、これは勉強に対する強制力を生むのでかなり良いかと思っています。

遅くまで勉強した後に反省会と銘打って勉強で得た知識をそれぞれ議論し合うのも良いアウトプットになるかもしれません。

この手の勉強会は、あまり負担にならずに、さらに長い時間の勉強をすることができるので結構いいかなと思います。

始めようと思ったら簡単に始められますからね。

 

ただ注意点を挙げるとするなら、雑談はできない空間でやる方がいいということです。あくまで議論が中心ではなく、自身の勉強が中心ですからね。

場所としては図書館が本当にベストだと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

今回は私自身勉強会が上手くいった経験がなかったので、このような記事を書いてみました。

私が考えてみた勉強会ももしかしたらうまくいかないかもしれませんが、普段の勉強がつまらないと感じている方がいるとしたら、うまくいくかもしれません。

楽しみながら勉強できるのが本当に最高です。

 

それでは、本日はこれまでということで。

 

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