こんにちは。
更新まで、結構日が空いてしまいましたが、ゆっくり自分のペースをスタンスにやっているので、楽しみにされていた方(?)がいたら申し訳ありません。
で、今回のテーマは結構受験生から質問がある「見解問題」について書いていこうかと思います。
それではさっそく本題。
見解問題の対策とは?
正直あまり思いつきませんが、見解問題の元となる学説の対立くらいは自分で説明できたほうがいいでしょう。例えば「全体価値考慮説」と「個別価値考慮説」とか。大まかでいいので説明できればいいです。あと、物上代位とかなんか色々ありましたね。もう殆ど覚えておりません。笑
で、話の続きですが、私はこれ以上に見解問題の対策に時間はさきませんでした。大概の見解問題は読みづらい選択肢を用意することによって人を惑わせてきますが、それは対策しようが多分二度と同じ問題が出ることはないでしょう。上述した結構メジャーな学説であれば、繰り返し問われるかもしれませんが・・。
しかし見解問題というのは、問題文中に必ずA説、B説、のようにして学説の説明があるので、国語力に自信があるなら選択肢さえ理解出来れば対策さえ不要です。
私はそこまで自信がなかったので、とりあえず学説ごとの違い位はなんとなく説明できるようにしていましたが、それだけの対策で、見解問題については特に苦手だと意識したことはありませんでした。
結局のところ、見解問題も基本となっているのは原理原則の考え方で、民法等の基本的な法律の立場みたいなものが根本になっているので、民法のレベルが上がっていけば、民法の見解問題には強くなれるんだという認識を持っています。
不動産登記法や会社法でもたまに見解問題の形式で出題されることがありますが、これらについて対策せずとも正解をもぎ取ることができたのは、基本的な知識を身に着けていたからでしょう。
なので、いつも言う基本が大事、というのはこういった部分にもつながっていくのだろうと感じます。
私が通っていたLECでは「見解問題対策講座」なんてものがあったらしいですが、当初からこの講座に対してはあまりいい印象がありませんでした。
それよりも寧ろ正答率が70%以上超えるような論点を徹底的に叩き込んだほうがいいのでは、と思います。
基本をしっかりと身につけていけば、見解問題も気がついたら解けるようになっているはずです。
今、見解問題が悩みとなっている方は、そこまで強く悩まないことをおすすめします。
こんなことを言っている私ですが、解けない見解問題(というか理解できない見解問題)はすっぱりと諦めます。それは基本は身につけたはずの自分が解けないなら大して正答率は高くならないだろうという予想と、ここで悩んで時間を食うのはアホらしいと思うからですね。
皆が解けないものよりも皆解けるものを解けるように。戦い方の基本のようですが、最も合理的なことです。
費用対効果もかなりいいでしょう。
なので、簡単な物事に時間をかけましょう。
まとめると
見解問題の対策は大まかな学説の違いを説明できるくらいにして、他の基本的な知識のクオリティをあげよう、というのが私の見解となります。
それでは短いようですがこの編で。
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