大学在学中に合格して司法書士になって変わったこと

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こんにちは、関根(@sekinesulog)です。
今回は「司法書士になって変わったこと」をテーマに記事を書いていきます。

 

司法書士になって何が変わったの?

 

司法書士になって変わったことは大きく分けて2つです。

1つは「資格者」になったこと

もう1つは気持に大きく変化があったことです。

あと強いて挙げるならば、周囲の状況ですかね。

 

資格者になったということ

 

資格者になる、ということは責任をともなうことになります。

その発言然り、行動然りです。

私はあまりまだ司法書士らしくはありませんが、私が安易に「こうしたらいいんじゃないですかねー」などと言うと現実味を帯びてしまうわけです。

これまで井戸端会議に収まっていたものがそうではなくなります。

それは駄目なことではなく、むしろ胸にあった不安やしこりを解消することでとても良いことなのですが、そのまま私達の責任に繋がっていくのです。

なので、飲み屋で安易な発言をしてしまうわけにはいきません。

ということで、発言には普段から気をつけているつもりではいます。

 

あとは、行動面でですが・・・・

資格者らしく行動しなければならないので、場面によってはバッチを外しています。笑

と、いうのはバッチを付けていると嫌でも資格者として扱われてしまうので、市役所とか役所に行くときは、まだまだ分からないことも多いので外したりしています。

ちょっと情けないですが、資格者というより若いあんちゃんとして扱われたほうが私としては楽なのです。困ってたら教えてもらえるし。

実際、大学生みたいに若いあんちゃんが司法書士になったとしても分からないことだらけです。

実印の登録さえしていない人が殆どでしょうし、自分の住民票がどうなっているのか(さすがにそれは大丈夫か)、お金を借り入れするにはどうしたら良いのか、日本の介護保険の制度ってどうなっているのか、固定資産税っていくら位払っているのか、確定申告って何すか?みたいな状態でしょう。

これが普通の大学生の実情です。

寧ろ私がこんな学生でした。

ですから、たとえ資格者だとしても、上記のようなことは教えてもらうか、学ばなければならないです。

そういう場面でバッチを付けていると、まぁ信用が下がるか、変な司法書士だなぁ、と思われるだけでしょう。

若くして司法書士になれたのは良いのかもしれませんが、これから社会常識的なものを勉強しなければ仕事にはなりません。登記一本だけの相談ってこれまでの経験上そんなにないですからね。

 

若いあんちゃんは私も含めてですが、これから社会について知りましょう。

同じような境遇の方は共に頑張りましょうね。

 

気持ちは大きく変わった

 

司法書士になれたことで、世界観というか、気持ちの面で色々変化がありました。

まずは目標を達成したことで「やろうと思えばなんとかなるんだ」と考えられるようになりました。

壁にぶつかってもなんとかなる。そう思えるだけで、物事の見え方が違ってきます。

例えば何かしようと思っても、すぐに無理だとは決めつけずに実際の方法論や時間、費用を具体的な視点で見れば何となく道筋が見えてくるようになります。

そういう視点は司法書士試験によってすごく養われました。

こういう物事の見方は別に司法書士試験以外でも養えるんでしょうけど、司法書士試験は合格率3%という厳しい数字が見える試験なので、より養えるような気がします。

 

あとは、司法書士になったことで、自営業者になるんだ、という実感がかなり現実のものとなってきました。

別に今は雇用されているような立場であれなんですけど、仕事の仕方というかワークスタイルというか、すべて自己責任なので、とても自由です。

そこに特段の決まりはないので、こういうことをしたいという意見を表明しやすいのです。

司法書士になってみると色々自由な人が多くて面白いです。笑

 

必ずしも大企業に就職することや公務員になることが全てではないと思います。

別に自分の目指す所が海外にあっても、非営利法人活動であっても良いんじゃないかと思えます。

安定感がないだろうと言われれば反論のしようがありませんが、安定感のある企業だって実際どうなるか分かりません。数年後には大事件を起こして倒産の危機に陥っているかもしれませんし、制度が変わったりして独占していたモノが奪われるかもしれません。

公務員の給料だって色々下げられているようですし・・・。

ならば自身のやりたいことや幸せを重視する観点で職業を見つける方がいいのかなぁと、私のような若造は思っています。

私は法律って面白いなぁ、という発見を大学2年生のときにして、知識を色々と説明すること自体が楽しくて色々やっている内に苦労はありましたが気がついたら司法書士になっていました。

私が今後一生司法書士なのか、実際どうなっていくのか分かりませんが、多分なんだかんだで生きていけると信じています。笑

 

・・・・・

と、そのように気持ちや世界観の上では色々変化がありました。

 

資格+α

 

私は一応司法書士なので、何かをする・何かを身につけると+αになります。

すると司法書士で何々もできる司法書士は札幌にはいない!というようになれる訳です。

これも資格を取得したからこその強みと言えるのではないでしょうか。

司法書士+英語とかはとても良い組み合わせで、特に北海道はオーストラリアや中国からの移住の方も多く、外国語を話すことができる法律家の需要は非常に高いものがあります。

北海道で言えば、中国語を話せる司法書士はかなり少ないです。

ビジネスチャンスの香りがしますね・・・笑

 

たとえ外国語でなくとも、色々な趣味なんかも全て仕事の+αになるような気がします。

決済の時とか、話題がないとシーンとしてしまいますからね・・・。

そういうときに色々な人生経験を話せると和やかな決済になるのです。

 

ちなみに私がこのブログを執筆しているのも、そういう+αになればいいなと思って執筆しています。

自分の思っていることを吐き出して記録しているだけですが、誰かのためになればいいなと思います。

こうして物事を書くトレーニングは意外と業務で手紙や報告書を書く際に役に立っているので、今のところ無価値にはなっていないと感じます。

とりあえずまだまだ継続していく予定です。

 

扱われ方は変わった

 

色々かぶっているような気もしますが

「司法書士」として振る舞うときと、「若いあんちゃん」として振る舞うときでは明らかに対応が違いますね。

司法書士、と言うと丁寧に扱われることが増えました。

話をしてもちゃんと聞いてくれるというかなんというか。

若いあんちゃんだと、まぁただの若いあんちゃんとして扱われます。

 

ただ私が「司法書士という仕事をしています。」と言うと、「司法書士って何?」って言う人の方も多いのでなんだか悲しくなることも多々あります。

行政書士と勘違いしている人も多いです。名前は似てますが、やっていることは全然違います。

 

司法書士の認知度調査を目的としたアンケートを取りたいですね。

 

まとめ

 

在学中に司法書士を取ると、色々大変なことはありますが、普通の新卒とは一風変わった体験をすることができるのは事実です。

それが良いか悪いかは別として、個性的な人生は歩めるのかなと思います。笑

 

それでは本日はこんなところで。


司法書士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本

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