〈司法書士試験〉一次試験合格者の今後の動き・流れ

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こんにちは。関根(@sekinesulog)です。

まずは司法書士試験一次試験突破おめでとうございます。

二次試験は寝坊しなければ合格できるので全く心配ご無用です。ゆっくり勉強するなり遊ぶなりバイトするなりして下さい。

それでは今回は「一次試験合格後の流れ」をテーマに記事を書いていきます。

この手の記事って結構あるんですけど、まぁ、一応。

 

合格後は何をするのか?

 

合格後の心構え

 

勉強とかはぶっちゃけ全然しなくても二次試験には合格できるのですが、

 

「民法」「不動産登記法」「商業登記法」「会社法」については絶対忘れないようにしましょう。

あと成年後見の法律にも目を通すとよいです。民事訴訟法もやっといた方がいいかな。

 

これは試験対策とかそんな話ではなく、これから「専門家」になるということを考える必要性があります。

これからは試験勉強とかそういうのはどうでもいいですから、「お客さんでも分かる簡単な説明ができるのか」ということを念頭に置いて、専門書とか広げなくとも制度や流れ、時間、費用をサラッと説明できるようにしたほうがいいです。

 

私はこういった勉強を怠ってきたので今かなり反省しています。笑

「試験合格者」と「実務家」ってぜんぜん違うんですよね。

「実務家」は簡単でもサラッと1から10まで説明できます。

さらに他の銀行とか、不動産仲介業者とかの方面の知識も豊富です。

商業登記に関して言えば、社会福祉法人とか、宗教法人とか、医療法人とか、NPO法人とかそっちの知識も必要です。

これだけの知識を身に付けるのは当然かなり大変なことだし、時間もかかることですが、これができなければ「プロ」は名乗れないわけです。

所詮、試験合格なんてライセンスを得ただけです。

 

そういう心構えで、片っ端から実務書を勉強する勢いでいきましょう。

「試験受かったからいいやー。」と怠けていると大変なことになりますよ。

 

それでは次に本題に入りましょう。

 

試験合格後の流れ

 

一次試験に合格すると札幌支部では、ローカルネタになりそうですが「合格者フォーラム」という一次試験合格者向けの「青年司法書士会」の勧誘大会のようなものがあります。

ここでは先輩司法書士の話を聞いたり、合格を祝ってもらったりと楽しげな会です。

とりあえずは、まずはこういう飲み会で同期と仲良くなっておきましょう。

今後、研修会とかで同期とグループワークをすることもありますので。特別研修とか結構ハードです。

 

まぁ、「合格者フォーラム」が札幌支部限定だったとしても色々な飲み会のお誘いがあると思いますので、積極的に参加するべきでしょうね。

同期と仲良くなると同期同士で飲み会をすることもあるでしょうし、繋がりを作れば同期同士で無料法律相談会を将来的に開いてみたりと事業関係でも広がるでしょう。

ということで同期は大切です。

勉強熱心な同期がいるとライバル心も湧いてきます。

私はどちらかというと圧倒されてしまう方ですが。

 

で、合格後の流れの話に戻りますが・・・

 

次は二次試験ですかね。

 

まぁ、私の話をすれば一次試験が終わった7月から勉強なんて全くする気が起きず完全放置で、二次試験の1週間くらい前から勉強しても普通に合格しました。

二次試験会場には何故か今後の研修関係の資料が置いてあるので、二次試験でどんな答え方をしようともたぶん合格するのだと思います。

私が察するに、二次試験の目的は「一次試験合格者の本人確認」がメインなのかな?と推察しています。

ちなみに私の二次試験の状況としては、ぶっちゃけ全く喋れませんでした。

頭真っ白で、アワアワして、必殺キーワードの「失念しました。」という言葉だけドヤ顔で言ってる状態でしたね。笑

まぁ、司法書士法はとりあえず過去問とかは全て解いて覚えていたつもりだったので、そこそこ喋れていましたが。

とりあえず遅刻だけ注意して下さい。勉強法とかは一次試験合格者にとやかく言うことはありません。

 

あ、二次試験では試験の待ち順(札幌試験会場ではくじ引き)によっては二時間以上またされることもあるので、時間潰せるものが何かあったらいいかもしれないです。

 

二次試験に関してはこんなものでしょうか。

 

で、二次試験が終わると最終合格発表となるわけですが、

その前に、二次試験で貰った書類には目を通しましょう。その中でもっとも大事なのは、研修の申込みです。必要書籍とかは買わなくとも結構です。笑

研修は早めに申し込みましょう。研修費用は自費なので、かなり高額になります。研修費用の他に飲み会や懇親会の費用がかなりかさみますので、ひどくお金が掛かります。

この費用については、様々な予備校で言われているかと思いますが、バイトで稼ぐなりしておかないと大変なことになります。私は親のスネをかじり尽くしましたが・・・。

 

で、申込みの中で注意すべきなのは、「中央新人研修」と「特別研修」です。

「中央新人研修」は、東日本はつくばで、西日本は神戸で行われるので、ホテルが必要な人は早めに予約しておきましょう。あと航空券も。

私は東日本なので、確かつくば学園前ホテル?(※ホテルつくばヒルズ学園西大通り店でした)に泊まりましたが、研修会場である国際会議場にも近くとてもよいホテルでした。金額も一泊4000円とかなり安かったです。

ちなみに、このホテルでは2人部屋であるところ3人部屋に無理やりしてもらって通常よりも安く泊まっています。

朝飯もついていますしかなりお得でした。

※残念ながら平成29年度からE-learningになった模様です・・・・。あの中央新人研修がビデオとか面白くないと思いますが、旅費を払う負担が重く、受講生を配慮した形で終了したようです。南無三。

 

「特別研修」の申込みは最も注意が必要です。

この申込は確か、最終合格後の合格証書の写しを提出するのですが、研修会場には人数制限があるので、その制限から漏れると北海道の場合は札幌会場以外なかったので、東京とか、仙台とかの会場に行かなければならなくなるのです・・・。

なので、合格証書を受け取ったらその日の内に動きましょう。

というか研修関係の申込みは、基本申込期間の初日に申し込む意識を持ったほうがいいです。

 

申込みの注意点とかはこれくらいでしょうか。

 

研修の流れ

 

研修は

 

最終合格

中央新人研修(前期、後期)

ブロック研修

特別研修

配属研修

 

という流れだったはずです。記憶を頼りに書いているので曖昧ですが概ねこんな感じです。

中央新人研修の前期でつくばに行ったり、神戸に行ったりします。 ビデオ講座頑張ってください。

後期は各会ごとにやった感じです。

配属研修は最も勉強になる研修ですので任意ですが、必ず60日間受講しましょう。

 

必要書籍

 

必要書籍は以下のもの(どっちか)と、司法書士法・民事訴訟系の条文が載っている六法さえあればOK。

認定司法書士への道 第3版


要件事実の考え方と実務

それではもう少し詳しく各研修を紹介しましょう。

 

中央新人研修(前期・後期)

 

中央新人研修は、前期(12月中旬)後期(1月下旬)ありますが、まぁメインは前期の集まりでしょう。

前期の集まりで学ぶのは、司法書士の歴史や、不動産登記の決済、企業法務、勤務司法書士の実情などなどでしたが、連日の飲み会で殆ど寝てない状態だったので、研修中に爆睡するという感じです。

なんともまぁ、全然集中してなかったですね。笑

私以外にもそういう人は結構いましたが、実務に関係ありそうなところはしっかり聞きましょう。

しっかり聞かなくとも資料は残しておいて、実務で困ったとき・疑問に思ったときに参照できる状態がいいと思います。

そこで、資料はできるだけスキャンしてデータで残しておくのが理想でしょうか。あ、実務で関係ありそうなものだけで構いませんよ。

データで残しても参照しなければ意味がないので、紙で残しておくのとどちらが良いのか。

私も今現在迷っているところですね、研修資料の扱いについては。

 

若干話しが逸れましたが・・、

 

前期の中央新人研修は、実際飲み会がメインだったりします。

そこで他県の司法書士合格者と話をする、というのが大事です。

何かあったとき頼めるかもしれないですからね。

関わった所で、全員と今後もつながりを持てるのかは微妙ですが、関わる経験が大事な気もします。

ということで飲み会では積極的に色々話をしましょう。

 

私は札幌市民なので、何かとネタにしやすかったりするのでそこら辺は良かったです。

一応在学中に合格していますのでそのこともネタにできました。

あと、話しの種に名刺交換と一緒に「白い恋人」というお菓子を配りました。

この「白い恋人作戦」はとても好評でした。笑

ただ名刺を配るんじゃなくて、こういう+αがコミュニケーションにおいて大事なのかなという学びも得ることができました。

是非、有名なお菓子がある県の方はやってみて下さい。結構面白いですよ。

何より覚えてもらえます。これ大事。

 

つくばはそんな感じで3日間です。

3日間の研修が終わると、レポート課題をこなすことになるのでこなしましょう。対して難しくないはずです。

 

中央新人研修後期はぶっちゃけあまり記憶がありません。

司法書士倫理についてグループで勉強した感じです。

主にディスカッション形式で、グループで意見を述べたりして、先生から質問も飛んできます。

確か民法の基本事項や司法書士倫理について考える問題、様々なものだったと記憶しています。

グループ単位で勝手に振り分けられるので、積極的に司会進行などやりましょう。

中央新人研修はそんなにきつくないはずです。

なので、きつくない期間に、司法書士実務の本を読んでみたりとか、これまでの試験勉強の復習(特に登記法)とかしておいたらいいですよ。

 

ブロック研修

 

ブロック研修(1月中。各ブロックによって異なる)は各ブロックによって違うんですかね。

なので、この記事はあまり意味がないかもしれませんが、札幌支部ではかなり全般的な司法書士実務のお話が聞けて良い研修だったと今になって思っています。

実務に役に立つ資料もかなり充実してます。

うん、掘り返してまとめよう。

ブロック研修は確か1週間くらいの期間びっちりと朝9時から17時くらいまで研修です。

結構キツイですが、良い研修なので頑張りましょう。

 

特別研修

 

有名な特別研修(1月~3月)ですね。

簡易裁判所代理権認定考査の受験資格を得るための研修です。

一回も遅刻は許されないし、休んだら受験資格得られないしとかなりハードな研修です。

研修で取り扱われるのはもちろん裁判業務についてのことで、民事訴訟、民事執行、民事保全等の復習は必要ですね。

そして、ここでも主にディスカッション形式で先生からはかなり質問が飛んできますので、対応できるように予習をしておきましょう。

DVD講義とかはダレてても問題はありませんが。笑

 

他に、簡易裁判所見学、裁判所書記官の方からの講義、模擬裁判に向けての書類作成、模擬裁判の実施、など色々とやること盛りだくさんです。

特に私は全体で一番若いのに何故かリーダーだったので、全体のまとめや書類はもちろん全て作ってきたりと結構大変でした。

大変でしたが、同期の方とは全員と喋ることができましたし、良い経験でした。

グループ全体の前で話をする、という経験は今後の活動でも役に立つような気がします。

 

長丁場の研修ですが、まぁ、終わってみると良い思い出です。

ちなみに、全ての同期の方と合同で研修をするのはここで最後なので、良い関係づくりをしておきましょう。

ここまでいけばかなり皆さん仲良くなっていると思いますが。

 

配属研修

 

配属研修は、地域によっても違うみたいですが、札幌支部では特別研修の後にあり、期間も選択です。

選択できる期間は45日と60日。

問答無用で60日を選ぶべきです。

理由は、自分の関わった事件の終わりが見れるからです。必ずではないですが。

実務は始まってから、終わりまでがお仕事になるので、始まりだけ見ても仕方がないような気もします。

長い方が、より色々な出来事が起こりますしね。

 

当然、配属研修は無給なので、そこら辺の兼ね合いもありますが、配属研修は司法書士として一番学びになる研修です。

これまでの研修よりかはここでお金をかけるべきでしょう。私はそれだけ大事な研修だと思います。

 

 

営業のノウハウや、考え方、データの管理の方法、事件簿の付け方とか色々なやり方があるので、参考にすることもできますし。

私は特にデータ管理の方法については勉強になりました。

今は電子化して顧客ごとに作った資料を出せる事務所が多いです。

うちはそこまで進んでいません。とても古い事務所なので。笑

でも、顧客満足度につながることですからこういう事は大事だと感じました。

 

はい。

各研修の雰囲気は伝わりましたでしょうか。

それでは以下まとめ

 

まとめ

 

冒頭でも述べましたが、試験合格はライセンスを取得しただけにすぎません。

これからは自分の知識が商品になるので、知識がないと話になりません。

合格したら勉強が終わりなのではなく、むしろ合格後の勉強の方が大変なのです。

私は少々勘違いをしていることがあって、結構合格してからダレてしまいました。

しかし、それでは専門家は名乗れませんね。

これから実務家になる先生方はそのことを念頭に置いて、「一生」努力し続けましょう。

 

それでは。

 

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3 件のコメント

  • 質問よろしいでしょうか?

    口述試験後に研修を受けながら司法書士事務所に勤めようと思っています。

    その場合配属研修は無理ということでよろしいでしょうか?

    • 私の場合は就職前に配属研修を受けたのでためになる回答ができるか分かりませんが、回答させて頂きます。

      合格後の研修は、ブログでも述べた通り「中央新人研修、ブロック研修、特別研修、配属研修」があります。
      中央新人研修や、ブロック研修の拘束期間はまだ短い方ですが、特別研修や配属研修の拘束期間はかなり長いので事務所側の理解は必須です。
      特別研修についてはご存知かと思いますが、「簡易裁判所認定考査の受験資格」になるので、事務所側も理解をしてくれる所が多いかと思います。
      しかし、配属研修については、私の同期の合格者で事務所ですでに勤めている方はあまり受講されなかったケースが多かったですね。

      ですが、配属研修も立派な研修ですので、就職先の事務所の理解さえあれば無理ということはないでしょう。
      というか事務所の理解次第という回答になってしまいます。
      なので、まだ就職されてない、ということでしたら、配属研修を受講したい旨伝えてしっかりと意思表示をしましょう。
      無責任なようですが、司法書士事務所は結構自由な事務所が多いので、多分受講させてくれるんじゃないかな?と感じます。

      色々な事務所を見ることができる機会というのは、実はかなり少ないので、私は是非受講していただきたいと思っています。。

      このような回答になってしまいますが宜しいでしょうか。
      まだ疑問点等あれば私で良ければ回答させて頂きます。

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