〈司法書士試験〉短期間で苦手分野を減らす方法。

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こんにちは、司法書士の関根陽介です。

 

今回のテーマは「苦手分野をなくす方法」についてです。

 

苦手分野ってどうやってなくすの?

 

必ず人間って得手不得手ありますよね。

同じ量だけ勉強しているはずなのに各章ごとに理解度は全く違ったりします。

抵当権は得意だけど、質権は苦手、みたいな。

そこは実生活でよく触れるか触れないかということもあるでしょうね。

 

ここで私が言いたいのは、「苦手論点を得意論点と一緒にしてはいけない」ということです。

得意な論点は本当にどうにかなりますけど、苦手論点だと気がついているのにもかかわらず何もせずいつもどおり勉強しても「苦手は苦手なまま」ですね。

ならば、苦手論点に対しては対策をしなければなりません。

 

私が採った方法はとてもシンプルです。

しかし非常に効果的な方法でした。

で、その方法というのは

 

「とにかく見る回数を増やす」

 

です。

私は苦手論点については移動時間で勉強していました。(それ以外の時間ではほとんどやりませんでした)

移動時間中に、苦手論点が書いてあるページをカラーコピーしたものを何度も何度も読み込み、目をつぶって心の中で説明を繰り返して行っていきました。

私が、特に効果的だと感じたのは、直前期にやったからという理由もあったのかもしれません。

苦手論点が一つのファイルに全て纏まっている、という状態はとても良かったです。

そのファイルを移動時間中に何度も読み返していたので、模試を解いていても「あ、なんか嫌だな」と思う瞬間は徐々に減っていき、最終的にはほとんど無くなりました。

苦手な論点がなくなっていくと点数はどんどん上がっていきます。

それは解けなかったものが解けるようになっているので、当然といえば当然でしょうか。

 

私が「苦手論点がなくなってきたな」と感じるまでの期間は、この方法を始めてから1ヶ月半くらいでそう感じるまで至ることができました。

 

人間は不思議なもので、苦手論点がなくなっていくと今度は「分かっている論点」が怖くなってくるんですよね。

すると、自然と得意論点に対しても慎重になっていきます。

これは非常に良いことだと感じます。

分かっていることが本当に分かっているのか。

実際、本試験で問われるのもそんな能力だったりしますよね。

基礎中の基礎でも正確でなければ足元を掬われる。しかし、正確でありさえすれば強い武器になる。

この強い武器がどんどん増えていくと戦いは有利になっていきます。

 

 

で、話は戻りますが

 

苦手論点のファイルの纏め方は

①まず苦手論点をルーズリーフサイズ(B5)でコピーする

②ルーズリーフにできる穴あけパンチで穴を開ける。

③ルーズリーフのバインダーに纏める

※この際、11教科を一つのファイルに絞ったほうが私はいいかと思います。

教科の順番はお好きにどうぞ!

カール事務器 パンチ ゲージパンチ・ネオ ブルー GP-130N-B


コクヨ バインダーノート キャンパス B5 26穴 最大100枚収容 青 ル-333NB

 

↑私は上記のようなものを使っていました

 

 

あまりにも苦手論点が多すぎる人は大変ですが、絞り切ることさえできれば「際限」はありますね。

際限があればどれだけの勉強期間がいりそうなのか判断もできますし、計画を立てる上で大きな情報となるかと思います。

私の様に移動時間だけで苦手論点を潰してしまう、というのも良いかもしれません。

そこは自分の状況に合わせて参考にしてみてください。

 

今回の記事は短いですが、私が受験生にお伝えしたかったことが詰まっています。

それでは、今日はこんなところで。

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