こんにちは、司法書士の関根陽介(@sekinesulog)です
今回のテーマは「復習をする意味」について
なんで何回も復習しなければならないの?
これには沢山の意味があるのですが、私が最も復習をすることに対する意義を感じるのは
「勉強をするスピードが上がること」
まぁ、これですね。
復習はすればするほど、同じ知識の復習は速くなります。
なんで速くなるかというと、もう何度も教科書を見ているとレイアウトも覚えるし、なんとなく何を書いているのかもわかるし、教科書の何ページあたりに書いているのかも分かるからです。
(あまり素早く勉強しすぎても、不正確な知識で覚えてしまうこともあるのでそこは注意ですが)
この試験においては「スピード」ってめちゃくちゃ大事なので、年間を通してかなりの回数の復習はマストです。
「スピード」が大事な理由は多分お分かりになっているだろうと思いますが、午後試験のためです。
午後試験は、択一35問、記述2題を3時間以内に解かなければならないので、
適当に割り振っても
択一 1時間
不動産登記 1時間
商業登記 1時間
しか時間がありません。
上記の時間は見直し全て含めての割り振りなので、かなりキツ目ですね。
私が受験した平成27年度でいうとかなりの割合の人達が午後試験を解き終えることさえもできなかったみたいです。(話を聞いた限りですが)
これだけ聞くと、解き終えれるだけでもかなり有利になるでしょうね。
なので、スピードはマストなのです。
復習をしていくと、スピードがあがり、一回の復習で取り扱える範囲が圧倒的に広がるので、学習効率も大幅に向上します。
これも非常に大事なことです。
何故かと言うと、勉強始められたばかりの人はあまり感覚がないかもしれませんが、この試験は直前期に11教科+記述2題の対策を迫られることになるので、勉強するスピードがなければ万全な準備はできません。
万全な準備ができないと模試で低い点数を取り過ぎて挫折してしまうかもしれません。
それだけ勉強ができるスピードというのは大事です。
別に復習をしているからといって毎回完璧な定着は必要ありません(本試験で完璧になっていればいいので)
しかし、自分はどこが覚えにくいのか、苦手なのか、嫌なのか。
そういうことは復習の段階ですべて把握すべきです。
これを知っていると、本試験の1ヶ月半前くらいから対策をすれば完全に苦手論点を抹殺することができます。
その対策法は別記事で記載しようと思います。笑
ともかく、復習を何度も繰り返していくことによって苦手論点の場所の把握は大事ですね。
付箋でも貼っておくといいと思います。(付箋も色分けで管理するといいかもしれませんね)
今、予備校に通われている方は、とにかく授業があったら復習をつづけることが大事です。
復習法は何度も書いていますが、自分で習ったことを説明できるようになりましょう。
見出しだけ載っけた資料をつくって説明してみるのもいいかもしれません。
そうして、次復習するときは、もっと大きな範囲で復習しましょう。でなければ日々の授業に追いつくことはできません。
過去に習ったものはどんどん高速で復習していきましょう!
こういう生活を続けていくと、直前期に1周間で11教科+記述の勉強をすることができるようになります。(死ぬほど大変ですが)
そこまでいければ模試も万全な状態で挑めるので、点数は安定しますし、言わずもがな本試験でも充分戦えます。
一週間で11教科とか無理じゃね?という方もいらっしゃるでしょうが、私は無駄に字を書かないことでスピードを上げていました。それとかぶっている論点とかはまとめて説明して、説明したところは飛ばしていくということもやってスピードを上げました。
手を動かすのではなく、頭を動かす。
口で説明できれば手でも書けるんだという考えですね。
だから小綺麗なまとめノートとかを作っている人達とは相反するわけですが、これらの方法で結果を残している人もいらっしゃいますし、ここらへんは人によるのかと思います。
授業に追いついて、大量に復習できるならどちらでも構いません。
まぁ、いずれにせよ継続が大事です。
記憶の忘却曲線を参考に頑張ってみてください。
それでは、まとまりがない気がしていますが、今日はこんなところで。
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