私としては結構書きたかった部類の記事ですね。これ。
今回は司法書士試験に的を絞って検討していきたいと思います。
私は圧倒的に「通学派」
通学のメリットを上げていくと・・・
受験仲間の存在
受験知識以外の情報を得やすい(受験会場はどこが良いとか悪いとか・・)
モチベーションが保ちやすい
講師がいるという安心感
勝手にカリキュラムが組まれている
受験仲間と勉強会を開ける
合格した際に最初から「司法書士」の仲間がいる
受験予備校から就職先が決まることも
試験合格者のレベルがなんとなく分かる
等など。
私は個人的に「受験仲間」の存在は大事だと思います。
一緒に勉強会をしなくとも、自分と同じ悩みを共有できる仲間がいるといないとでは圧倒的に安心感に差があります。
また、受験仲間と井戸端会議をするだけでも、色んな情報を知ることができ、こういった話し合いは受験を勝ち抜く中で私は大事だと感じました。
しかし、受験仲間以上に上記の挙げたメリット中で最も大事なものは「合格者のレベル」がなんとなく分かるということです。
これは間違いなく一番大事で、自分の中に合格者のサンプルがあるかないかでは大きく計画の「精度」に差が生まれます。
「合格率3%」というのはどのレベルが合格するのか、数字だけでは全く分かりません。
どちらかというと「合格者の感じ」を知るほうが有益です。
「合格者の感じ」が分かると、勉強していく中で自分が「いい感じなのか」どうか判断がなんとなくできます。
すると、安心感ありますね。順調なんだな、と感覚的に分かるからです。
あと上記の中で特筆するなら、「すでに先輩が同じ業界で働いている」というのは良い状況を生むでしょう。
私も受験生時代に親しくしていた先輩がすでに司法書士になっているので、先輩同士の飲み会に連れて行ってもらえたりとネットワークを構築するスピードが速いような気がします。
そういったつながりがあることによって就職先が決まった同期もいました。
こういった飲み会にいくことで、業務の注意点やら、業務をする上での心得を聞くことができるので、新人にとってはいい機会だったりもします。
じゃあ「独学」は?
本気で司法書士試験においてはオススメしません。
独学のメリットは「コストが掛からない」くらいだと思います。本当にこれくらい。
情報もなく、さらにあの11教科を一人で、そして受験仲間も基本はいないです。
受験仲間に関しては「SNS」を通じて知りあえばなんとかなるかもしれません。
受験の情報もインターネットでなんとかなるかもしれませんが、それは「現場レベルの情報」かと言われれば鮮度が違います。
もしかしたらとても古い情報かもしれません。
刻一刻と受験の状況は変わっていきます。
例えば法律の改正とか。
今自分が勉強してた部分も所詮法律なので変わることはあります。わざわざ自分でアンテナをはらなければならないというのは大変ですね。
私も法律に関わる者として、法律改正にはアンテナを伸ばしているつもりですが、結構な勢いで変わっていてびっくりします。
この点予備校にいればいつ変わりそうだの情報は黙っていても入ってきます。
この試験は予備校通いが大半なので、知らなければ圧倒的に不利になってしまいます。
また、「独学」は最初の学びにとても時間が掛かります。
法律の土台ができている人はなら順調に勉強が進むかもしれませんが、最初から司法書士試験だと教科書を普通に読むだけでも時間がかかってしまいます。
読むだけでも時間がかかるのに、それを理解し、説明できるようにならなければ合格はできません。
暗記するのにも無駄な時間がかかってしまうのではないかと感じます。
「独学」に場所を選ばないという利点を挙げる人もいるかもしれませんが、予備校も今はオンライン受講ができる時代なので、その点は利点とはならないでしょう。
「独学」は縛りがないので、辞めようと思ったらすぐ辞められる手軽さはありますが、真剣に目指していない人がこの資格を取れるほど甘くはありません。
とまぁ、このような具合で私は通学をおすすめしますね。
確かに通学はコストが掛かります。しかし、コストとは裏腹に圧倒的に時間を節約できます。
「独学」で司法書士になる方は、私は天才だと思っています。本気で尊敬します・・・・。
「通学」では不断の努力で司法書士になれます。
さあ、あなたはどっち派でしょうか?
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